メニュー 閉じる

どうせ”Mr.ふぉるて”みたいなバンド嫌いなんだろ?

ごきげんよう。古衣です。

突然で悪いけど俺は新進気鋭の若手バンドにハマって五秒で「私このバンドの魅力を他の人にも広めたい!」とか言いだすタイプの女が嫌いだ。

どの辺が嫌いかと言うと新しく似たような系統の若手バンドが出てくるとすぐそっちに乗り換えて同じ言葉を吐くところ。それも割りと短期間のうちに。

たぶんだけど自分で言うほどそのバンドのこと好きじゃないよね?(本当に好きなのはがっつりメジャーで活躍しててアリーナワンマンやるクラスの人気バンドでしょ?)

才能ある若手バンドを何だと思ってるんだ。ファストフード感覚が過ぎるぞ。食い散らかすんじゃない。しっかり味わえ。

ちなみに俺はそういうファンがいそうなバンドを聴く気が物凄く無い。

バンド名見てイントロ聴いた時点で「はいはい。中高生が持て囃してる系のバンドね。いるいる。はいはい。お疲れ!」てなる。

そんなタイプのロックファン結構いると思うんだ。おいしくるメロンパン八十八ヶ所巡礼のどっちか聴かねえと殺す、て脅されたら迷わず八十八ヶ所巡礼を選ぶタイプ。

そんな面倒臭いロックファンの皆ならきっとMr.ふぉるてなんて聴いてないよね?

高めの声×エモい歌詞×思いの外しっかりとしたサウンド

ほら、お前らが敬遠しがちな若手バンドだぞ。蕁麻疹出た人はきちんと薬塗ってしっかり寝ろよ。

と、まあ冗談はそろそろ止めにして真面目な話をしようか。

Mr.ふぉるては興味深い存在だと思う。

ここ10年くらい邦ロックサウンドの中心にはポップよりのオルタナがいる。ワンオク先輩のおかげで一瞬だけラウドが流行りかけたけど結局のところ未だにポップロックが根強くシェアを保っている。陽のサウンドこそが邦ロック最大の特徴であることを考えれば何も不思議なことではないのだけど。

ついでに言及するならポップロックの質はここ数年で劇的に変容した。ダンサブルなサウンドもエモーショナルなサウンドも直情的なサウンドも幅広く質が向上した。それはフレデリックしかりMy Hair is Badしかり、近年の実力のあるバンド達の活躍によってもたらされた結果である。

そんな高品質かつ多種多様なポップロックが溢れる邦ロックシーンに触れて育ってきたであろう少年少女の中からMr.ふぉるての様なバンドが生まれてきたのは偶然ではなく必然なのだ。狙ってあざとさを演出しているわけではなくああいうものなのだ。

ある意味Mr.ふぉるては現代の邦ロックシーンの一端を象徴する存在なのかもしれない。バンド名に平仮名を入れてるところとか現代っ子感が滲み出ている。絶対アルファベットの方が格好いいのにわざとそういうことするよね。

確実に言えるのはMr.ふぉるてを受け入れられない人は今後の邦ロックを聴いていけないだろうということ。

若い人達が皆が皆、WOMCADOLESIX LOUNGEみたいな曲を作ってくれるわけじゃない。きっとアジカンやナンバガを聴いてた世代の人の背中がゾワゾワするようなバンドはこれからどんどん出てくるし、それらを受容できる下地のある若いバンドファンがいる限りその存在は消えない。

じゃあもう現実を受けとめてMr.ふぉるてを聴こうじゃないの。

それが一番だと俺は思いますよ。

というか彼らはまだ若いし何か可愛いから聴いてあげてほしい。若者の可能性にちょっとくらい期待してあげてほしい。(何これ?老婆心?)

ちなみに彼らには“デカいフェスの大トリを務める”という”武道館ライブやる”とか”世界進出する”とかそういうよくバンドマンが掲げてる目標からはズレた目標がある。

ちょっと面白いでしょ?

面白いと思った人は自分でも色々調べてみると良いと思います。

ではでは。

【おまけ】

※本文と全く関係ないけどThe 10代女子って感じのDr.吉河波音のツイートを載せておく。

白目怖い。

The following two tabs change content below.

古衣

バンドとボカロ好きが高じてブログを書いたりDTMをしてすごしています。